【アンケート集計結果】終活セミナー24名の回答から見える地域のリアルな不安

2026年10月22日、仙台市宮城野区の高砂老人福祉センター様にて、終活・相続をテーマにセミナーの講師を務めさせていただきました(定員24名・満席)。

セミナー終了後、参加者の皆さまから24名全員のアンケート回答をいただきました。集計結果とご感想を、お許しいただいた範囲で公開いたします。地域の皆さまが遺言・相続についてどのような不安や期待を持っていらっしゃるか、リアルな声が見えてきました。

この記事でわかること

  • セミナー参加者24名のアンケート集計結果
  • 地域の高齢の方の遺言・相続に関する不安の実態
  • 参加者の生の声(ポジティブ・ネガティブ両方)
  • 今後のセミナーで改善したい点

集計結果ハイライト

24名
回答数(定員満席)
71%
満足以上の評価
79%
相続に不安・疑問あり

特に注目すべきは、回答者の79%(19名)が遺言・相続に「不安や疑問がある」と答えた点です。地域の高齢者の皆さまが、漠然とした不安を抱えていらっしゃることが数字で裏付けられました。

参加者の属性

年代

60代4名(17%)
70代11名(46%)
80代以上9名(38%)

70代が最多(11名)、次いで80代以上(9名)。終活・相続を「自分ごと」として考え始めるタイミングのボリュームゾーンです。

性別

女性16名(67%)
男性8名(33%)

女性が約3分の2(16名)。終活・相続への関心は女性のほうがやや高い傾向が、全国データと同様に見られました。

お住まいの地域

宮城野区内14名(58%)
高砂地区7名(29%)
その他(福室・福田町など)3名(13%)

セミナーの評価

満足度

とても満足2名(8%)
満足15名(63%)
ふつう4名(17%)
やや不満1名(4%)
不満1名(4%)
無回答1名(4%)

「とても満足」「満足」を合わせて17名(71%)にご評価いただきました。「ふつう」以上まで含めると21名(88%)。

内容のわかりやすさ

とてもわかりやすかった1名(4%)
わかりやすかった14名(58%)
ふつう7名(29%)
わかりにくかった2名(8%)

「わかりやすかった」以上が15名(63%)。当日はプロジェクターが映らないトラブルがあり、ホワイトボードのみで進行した影響もあったかもしれません(反省点)。

遺言・相続への不安・疑問

はい(不安・疑問がある)19名(79%)
どちらともいえない4名(17%)
いいえ1名(4%)

この結果が今回最も重要なデータです。約8割の方が遺言・相続に不安を抱えているにもかかわらず、「具体的に相談する相手がいない」という声も複数いただきました。

参加者の生の声(ご感想・ご意見)

個人情報を除外した上で、お寄せいただいたご感想を公開いたします。厳しいご指摘も含めて、すべて貴重な声として受け止めています。

よいお話をありがとうございました。介護の現場にいられた行政書士さんならではのためになるお話を聞けてよかったです。

60代 女性

セミナー内容は良かったと思います。この続きのお話しを知りたいです。

60代 女性

今回このようなセミナー参加して話聞いて良かったと思います。今後の事考えると夫婦2人きりになってるので不安です。

70代 男性

終活について初めて参加しました。いろんな話がきけてよかったです。誰も住まなくなった家をどうするか、あと土地などの問題で悩んでいます。又機会があれば参加したいと思います。

60代 女性

もう一度、遺言・相続について具体的な計算等もできて詳しく聞きたい。今日の話はこの時間・話1本では短いのでは?

70代 女性

時間が足りなかった。

70代 男性

年令的にそろそろと考えていました。エンディングノートには今の気持ちを書いているが、誰にとは書いていない。

70代 女性

夫婦でよく話し合う必要を思いました。次回もセミナーがあれば出席したいです。

80代以上 女性

勉強になりました。

70代 女性

私的なお話が長すぎる。

80代以上 女性

集計結果から見えた「3つの傾向」

① 夫婦の将来への不安

「夫婦2人きりになってるので不安」「夫婦でよく話し合う必要を思いました」という声が複数ありました。お子さまが独立し、ご夫婦のみの世帯が増えるなか、「自分たちに何かあったとき」の備えが地域の切実な関心事になっています。

② 空き家・土地の悩み

「誰も住まなくなった家をどうするか、土地などの問題で悩んでいます」という声が象徴的です。相続が発生した後の不動産の処分、実家じまい、空き家問題は、今後ますます大きなテーマになると実感しました。

③ 「続きを聞きたい」の声多数

「続きのお話しを知りたい」「時間が足りなかった」「もう一度、具体的な計算等もできて詳しく聞きたい」という声が複数寄せられました。90分という限られた時間では、基礎のお話にとどまってしまったのが正直なところ。継続開催やテーマを絞った次回セミナーへのニーズが明確に見えました。

反省点と改善点

いただいたご意見を受けて、以下を次回以降の改善テーマとして受け止めています。

  • プロジェクターなど機材の事前確認を徹底(当日のトラブルによる進行不備の反省)
  • 私的なエピソードを減らし、要点に集中(「私的な話が長すぎる」というご指摘を真摯に受け止めます)
  • 具体例や計算の時間を増やす(「詳しく聞きたい」のニーズへの対応)
  • テーマを絞った続編の企画(「相続の基礎」「遺言書の書き方」「空き家問題」など個別テーマで深掘り)

今後のセミナーについて

今回のアンケート結果から、地域の皆さまが遺言・相続・終活について、具体的で継続的な学びの機会を求めていらっしゃることが明確になりました。

当事務所では、仙台市内の福祉センター・コミュニティセンター・老人憩の家・介護施設など、地域の皆さまが集まる場所に講師として伺います。公的機関の主催セミナーには、無報酬で対応させていただきます。

以下のテーマでお話が可能です:

  • 医療・福祉の現場から考える遺言のはなし
  • 相続の基礎知識
  • 任意後見とは
  • 家族信託とは

ご興味のある団体様は、お気軽にお問い合わせください。

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ご参加いただいた皆さまへ

定員24名のところ、満席でご参加いただき、全員の方からアンケートにご回答いただきました。皆さまの率直なお声は、今後の活動の大きな指針になります。

セミナー終了後、列ができるほど多くの方から個別にご質問・ご相談をいただきました。

遺言書作成・相続手続き・任意後見・家族信託等のご相談は、初回60分まで無料で承っています。お気軽にお電話ください。

改めて、ご参加・ご協力いただいた皆さまに心より御礼申し上げます。

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